実績詳細

私たちのこれまでの取り組み実績です

「東北産山田錦」「杉山田錦031」「日本杉錦515」

  • 日本杉錦515は、日本パック株式会社 代表取締役 杉山親嗣が平成30年4月に新品種として世界登録された品種です。
    「日本杉錦515」は、将来の種子戦争の為に当社が開発した新品種です。この新品種の開発には生産の難しい「東北産山田錦」の栽培が大きく係わっていました。

    1998年、日本パック株式会社は酒米の最高品種とされている「東北産山田錦」の栽培を宮城県の農家を指導し、成功させます。「山田錦」は1936年(昭和11年)に兵庫県の奨励品種になった品種で、全国でも栽培されているが、全国の生産量8割を兵庫県産が占め、当時栽培の北限は福島県須賀川市と言われ、出穂期が遅いため、東北では身が成らないか、青米しか取れないと言われて来ました。日本パック株式会社では、1997年8月に自然農法研究会を立ち上げ、弊社 代表取締役 杉山親嗣は、農薬を使用せず10aあたり15俵の米を生産し、さらに食味値の高い物を造ることを目的とし、植物活性液「アクアゲン」を使い、仙台と一迫で初めての「東北産山田錦」の栽培を成功させました。
    包装資材の会社が農業事業に乗り出すのはこの当時異例のことであり、ここにも「仕事とは利他業である」という考え方が息づいています。この「山田錦」の栽培ノウハウを栽培農家等に提供し、それに関する資材・包装資材を一切ひきうけようという戦略は、これからの時代、包装資材だけの販売では誰でもできる。日本パックでないと駄目だとお客様に求めて頂ける商品とは何かを常に考える、日本パックの礎となっています。

    2000年(平成12年)には酒造会社の協力を経て、東北産山田錦をつかった日本酒を発表。この試飲会は仙台市内で行われ、各メディアでも取り上げられました。
    さらにこの東北産山田錦からさらに品種改良をし、新品種 「杉山田錦031」の栽培を成功させました。「杉山田錦031」は兵庫県産「山田錦」の1.5倍の収穫率に成功。現在特許出願に入ります。酒造会社の協力のもと杉山田錦031を使用した日本酒として販売されました。
    香りは甘くフルーティーで、程良く立つ。含むと上品な甘さがあり、さらりとした口当たりだと好評を得ました。(植物活性液「アクアゲン」を使用して栽培した米は、アクアゲン酵素栽培米として、現在も販売。好評を博しています。)

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